レターズアルパック
Letters arpak215号(2019年5月号)特集「旅」
ふたりたび
「たび」というテーマですが、休みなどはあまり外に出かけず、家でゆっくりとしていることが多いです。そんなインドアな私ですが、このGWは同居人とふたりで数日の旅に出ました。行き先はしまなみ海道です。
「たび」というテーマですが、休みなどはあまり外に出かけず、家でゆっくりとしていることが多いです。そんなインドアな私ですが、このGWは同居人とふたりで数日の旅に出ました。行き先はしまなみ海道です。
2日間かけて尾道から今治まで自転車で向かう予定でしたが、蓋を開けてみるとパンクの対応から始まり、腸炎による止まらない○○、負傷サイクリストの介抱・搬送など、ハプニングの連続で、結局予定の半分程度しか進めませんでした。ただ、いまふり返って思うのは、そのハプニング自体が旅の思い出になっているということです。
今回の旅もそうですが、どこかに出かける時はあまり調べ過ぎないように、そして予定を決め過ぎないようにしています。泊まる場所や見ておきたいところを数ヵ所、とりあえずピックアップする程度です。タスクが決まっていると何か息苦しいですし、天気や体の調子などその日になってみないと分からないことも多いので、ほどほどの計画であとは当日の流れに身をまかせてみます。
ひとりたびとは違って自分の思い通りにはいきませんが、ふたりだからこその制約条件や予想外の展開があるように思います。今回のようにそこに面白さがあるとするならば、それを楽しめるゆるさをこれからも持ち続けたいなあと思います。
都市・地域プランニンググループ/稲垣和哉
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