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213号(2019年1月号(新年号))きんきょう&イベントのお知らせ

新旧の大阪万博をテーマにしたまちづくりセミナーが開催されました


さる11月9日、日本建築家協会(JIA)近畿支部都市デザイン研究会により「大阪万国博覧会に関係する新旧のまちづくりについて」をテーマとするまちづくりセミナーが開催されました。2025年の万国博覧会の開催地が決まる直前の時期に、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会を振り返り、両者を比較しながら建築や都市づくりにおけるヒントを得ようという趣旨です。私は都市デザイン研究会のメンバーとして事務局のお手伝いをさせていただきました。

 さる11月9日、日本建築家協会(JIA)近畿支部都市デザイン研究会により「大阪万国博覧会に関係する新旧のまちづくりについて」をテーマとするまちづくりセミナーが開催されました。2025年の万国博覧会の開催地が決まる直前の時期に、1970年に大阪で開催された日本万国博覧会を振り返り、両者を比較しながら建築や都市づくりにおけるヒントを得ようという趣旨です。私は都市デザイン研究会のメンバーとして事務局のお手伝いをさせていただきました。
 第1部は上田篤先生(京都精華大学名誉教授、上田篤都市建築研究所主宰)にご登壇いただき、お祭り広場の整備を中心とする1970年万博の会場計画について、西山夘三、丹下健三、岡本太郎などビッグネームのエピソードを交えてご講演いただきました。会場計画は前半の西山研の案を丹下研が引き継いで完成させたというのは有名な話ですが、上田先生はお祭り広場の実施設計にまで関わられました。
 第2部は橋爪伸也先生(大阪府立大学大学院教授)に、2025年大阪万博のコンセプトや会場計画について、当時小学生だった1970年万博の思い出を交えてご講演いただきました。橋爪先生は、かつて万博に18回も訪れたことがその後の万博研究や2025年大阪万博への関与にもつながっているとのことでした。開催地決定の直前ということで、多くの方が関心を持ってお聞きいただいたのではないでしょか。
 第3部は、当社の三輪泰司名誉会長も加わり、パネルディスカッションが行われました。造成から建築まで一連のものとして関わるのが本来の建築家の職能であること、また1970年当時と大きく時代背景が異なり、会場も丘陵と海上で全く異なる2025年の大阪万博では、未来を見据えた新しい建築や都市像が求められる、といった議論が交わされました。
 1970年万博の会場計画はアルパック創成期のエポックの一つであり、三輪邸から発掘(?)した会場計画に関連する報告書や図面集も会場に展示しました。私自身もアルパックの一員として、先輩方の熱き思いを語り継いでいかなければならないと、気持ちを新たにした次第です。

パネルディスカッションの様子

開演前の談笑(左から橋爪先生、一人おいて上田先生、三輪)

 

都市・地域プランニンググループ/坂井信行

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