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()特集

『ミッドサマー』


盛夏といえば、暑さのピークが連想されます。なんとなくダルそうな夏バテのイメージもわきます。ちなみに、夏バテで食欲が落ちるのは、食物を摂取すると消化・吸収のために体温が上がる人間の身体は、気温が高い状況だと体内の熱の発生を抑えるために満腹中枢が刺激されて食欲を低下させるのが原因とされているそうです。加熱して料理を作ると室温が上がり、これもまた食に意識が向かない理由になりますね。

 盛夏といえば、暑さのピークが連想されます。なんとなくダルそうな夏バテのイメージもわきます。
 ちなみに、夏バテで食欲が落ちるのは、食物を摂取すると消化・吸収のために体温が上がる人間の身体は、気温が高い状況だと体内の熱の発生を抑えるために満腹中枢が刺激されて食欲を低下させるのが原因とされているそうです。加熱して料理を作ると室温が上がり、これもまた食に意識が向かない理由になりますね。夏は、まずは涼を求めなくては、食はままなりませんね。
 今年のアルパックの新人歓迎会は、梅田駅の近くの地下一階のビアホール(ニュートーキョー 第一生命ビル店)で開催されましたが、実は屋上ビアガーデン発祥の地でした。地下一階なのに、屋上?と思いますが、会場に参加者が入りきらず、ビルの屋上も会場としてビールや料理を振舞ったというのが経緯だそうです。屋上ビアガーデンは、冷房用エアコンの普及の前に最盛期を迎えたそうなので、一つの文化の興隆も、涼ありき、涼あってこその食事なのです。
 暑さといえば、注意すべきは熱中症です。熱中症による救急搬送人員は毎年数万人を超え、死亡者数は5年移動平均で 1000 人を超える高い水準で推移しています。世界的にも、イスラム教の聖地メッカへの「大巡礼(ハッジ)」での熱中症の死者数が日ごとに倍増していくニュースが流れています。
 そんな情勢下で、今年から、改正された気候変動適応法が施行され、熱中症警戒アラートが、熱中症警戒情報として法に位置づけられ、一段上に熱中症特別警戒情報が新しくできました。
 また、熱中症特別警戒情報の発表期間中には、市町村長が冷房設備を有する等の要件を満たす施設(公民館、図書館、ショッピングセンター等)を指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)として指定し、一般開放するようになります。台風・地震などの災害時の避難所の、暑さ版みたいなものですね。外出の前に、道中どこで涼めるのか事前に調べる習慣も必要です。
 「夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ」たいと思うところではありますが、この夏の暑さに適応して、常に涼を求め、夏を乗り越えていきましょう。

都市再生・マネジメントグループ 藤田太裕

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