レターズアルパック
Letters arpak2025年新人紹介「NEW FACE」
この春に新たに6名が入社しました
よろしくお願いいたします
地域と人に寄り添う
建築プランニング・デザイングループ 梅村夏帆
愛知県出身で、就職を機に京都に引っ越してきました。新天地での就職に、初めての一人暮らしと、大変ながらも日々楽しんで過ごしています。
建築という分野には父、祖父が大工という家庭で育ったこともあり、自然と興味を持ちました。特に修士では施設計画の分野に触れ、小中学生がどのように学校図書館を利用しているかを実際の行動から分析するといった研究を行っておりました。調査の中では予想外な使い方がみられることがあり、様々な人を受け止めるため、設計より前段階の計画にも携わりたいと思いました。また、研究の一環として各地に施設を見学する機会が多く、地域に足を運ぶことも楽しみにしていました。
アルパックでも、新しい地域に足を運べることを楽しみにしながらも、地域や様々な人に寄り添った建築・まちづくりができるよう、一生懸命取り組んで参ります。
つながって、広がって
都市再生・マネジメントグループ 大田勇樹
出身は大阪の九条というところで、近くを2つの川が流れ、町工場が多く並ぶまちで20年以上暮らしてきました。実家は材木屋なので幼い頃から木が身近にある環境で過ごしました。
大学では建築を専攻し、大学院からは都市計画研究室に入り、歴史的建造物の保全・活用をテーマに研究を行いました。全国のいくつかの都市に足を運び、実際に使われている様子をみていると、常々建物と人はセットであると思いました。文化財的な価値観でいうと、築年数や保存状態が一つの判断基準となりますが、まちとのつながりという観点でいえば意匠や用途に加えて、使い手によるところが非常に大きいと感じます。
入社後は日々の業務の中でたくさんの人に出会うと思いますが、そういった人との関わりを楽しみながら、地に足を付けて一歩ずつ進んでいければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
自然体でいられる場所を求めて
東京事務所 小宮伊織
初めまして。この度ご縁をいただき、東京事務所で勤務することになりました小宮伊織です。
これまでに兵庫、東京、大阪、福岡と、9回引っ越しをしており、「ふるさと」がどこなのかわからないですが、どのまちも「住めば都」でした。
放浪の旅と気ままに食べ歩きをすることが好きで、にぎわいのある路地裏や飲み屋など、かいわい空間に惹かれ、路地の「にじみ出し」の空間的特徴を卒論のテーマにしました。
前職では主に交通計画分野の仕事をしていました。社会実験に関わった際に、地域の事業者の方や住民の方、自治体の方などとコミュニケーションを重ねながら少しずつまちを創っていくことに魅力を感じました。
地域で暮らす方々の営みや思いに寄り添い、誰もが自分らしくいられる場所を目指して、日々学びながら成長していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
地域ならでは
生活デザイングループ 森崇太
京都府京都市で生まれ、実家の仕事柄、生業と住まいを身近に感じながら育ちました。小さい頃から町内や学区というコミュニティで育っている中で、日々変化していく町並みや薄れていくコミュニティへの違和感をもったことをきっかけにまちづくりに興味をもちました。
現在まで長く京都に住んでいますが、卒業研究では漁村集落、修士研究では地方都市という集落・都市の複数の地域の現状や課題を深く考える機会も多くありました。日常生活の中では「京都ならでは」の[生業]と[生活]が密接に関わる生活様式に触れ、研究では「集落ならでは」「地方都市ならでは」の[生業]や[住環境]と[生活]の関係を探ってきました。これからの仕事においても、「その地域ならでは」の[生活文化]を地域の重要な要素として捉え、まちづくりに活かしたいと考えています。
頑張ります!
都市・地域プランニンググループ 吉田瑞希
神戸出身神戸在住です。とは言っても、皆さんがイメージするような山と海に挟まれた街ではなく、山に囲まれた北区の郊外住宅地に住んでいます。むしろジブリの『耳をすませば』の風景と近いかも知れません。
元々文化財政策を勉強しようと政策学部に入学したのですが、気が付けば専ら都市政策について学んでいました。修士論文は都市施設としての城がどう捉えられ、整備されてきたのかについて研究しました。学生時代を通して、先生方はもちろん、活動した地域の様々な方々から多くを学ばせて頂きました。仕事を通じて、恩返しではないですが、地域・社会へ貢献したいと思っています。
とは言え、まだ社内でも助けてもらうばかりですから、まずは目の前の仕事を一人前にできるよう努めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
面白さを見つける
地域再生デザイングループ 佐土井達也
出身は広島県福山市で、大学から京都市の吉田山のふもとあたりにずっと住んでいます。
大学では有機合成化学の細胞分化制御への応用を研究していました。その頃からアルバイトと補助スタッフとして計5年間前職でごみ組成分析調査に関わっていました。アルパックに契約社員として入社してからの約3年間では計画策定等も含めて調査に関する業務全般に携わってきました。この調査は、材質別に分類するのに加え、調理の頻度やマイバッグ使用等生活様式に着目して品目別にも分析するという難しくも面白いものです。
これまでは他グループとほとんど関わりを持てていませんでしたが、環境問題への対応がまちづくりにおいてますます重要性を持つ状況の中で、減量可能性が高いごみを把握したり、ごみ減量施策の成果を把握したりするなど、少しずつ連携して面白く社会的価値も高い業務の創出に関わっていけたらと思っています。よろしくお願いします。
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