レターズアルパック

Letters arpak
   
248号(2024年11月号)今、こんな仕事をしています

坂出市中心市街地活性化公民連携事業に取り組みます


香川県坂出市では、中心市街地の再生を図ることを目的に、「坂出駅前エリア」及び「坂出緩衝緑地エリア」を再整備するPFI手法による「坂出市中心市街地活性化公民連携事業」を進めています。8月27日に行われた事業者選定委員会の審査を経て、アルパックも一員となる大林組を代表企業とするグループが、優先交渉権者として選定されました。

 香川県坂出市では、中心市街地の再生を図ることを目的に、「坂出駅前エリア」及び「坂出緩衝緑地エリア」を再整備するPFI手法による「坂出市中心市街地活性化公民連携事業」を進めています。
 8月27日に行われた事業者選定委員会の審査を経て、アルパックも一員となる大林組を代表企業とするグループが、優先交渉権者として選定されました。
 本事業では、坂出中心市街地に、子育て世代をはじめ多様な世代が日常的に集い交流し、幸せを実感できるような「居場所」や「機会」を創出し、居心地の良いウォーカブルなまちづくりを展開します。

図書館を核とする駅前拠点施設(出典:坂出市HP)

図書館を核とする駅前拠点施設(出典:坂出市HP)


 「坂出駅前エリア」には、図書館を核とする駅前拠点施設を整備します。
 駅前拠点施設は、エントランスから最上階まで貫く4層の吹抜けを設け、本に囲まれた特徴的な空間を創出します。吹抜けを介した南北の床は、半階上下にずらしたスキップフロア形式を採用することで、開放的で一体感のある空間を形成します。
 運営においては、「まちの回遊を始める起点となる場所」として、「まちの魅力につながるイベント」を展開するとともに、市民や来訪者のサードプレイスとして、「図書を借りる場所」から「過ごす場所」になることをめざします。
 「坂出緩衝緑地エリア」には、既存の豊かな緑を活用し、健幸な暮らしを実現するにぎわい拠点づくりに向け、新しいシンボルとなる芝生の丘や、象徴的なアースワークによる新たな顔づくりを行う他、公園内の活動を高める管理棟、テナント棟、カフェ棟などを整備します。
 アルパックのミッションは、自主事業の展開による「みんなの〝ココチよさ〟がかなうまち」の実現です。さて、事業満了の2045年3月末、坂出の中心市街地がどのような姿で再生されているか!?

建築プランニング・デザイングループ  和田裕介

248号(2024年11月号)の他記事

バックナンバーをみる

タグで検索

ページトップへ