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240号(2023年7月号)今、こんな仕事をしています

豊田市にて「第2期豊田市脱炭素スクール」の運営を支援しています!


産業革命以降、経済の成長に伴って地球温暖化も益々進んでいる状況です。近年はニュースにより、世界の各地で熱波や干ばつ、集中豪雨など様々な自然災害が、人間や地球上の生物に猛威を振るい、それらの生命のリスクを脅かしている様子が頻繁に報道されています。

 産業革命以降、経済の成長に伴って地球温暖化も益々進んでいる状況です。
 近年はニュースにより、世界の各地で熱波や干ばつ、集中豪雨など様々な自然災害が、人間や地球上の生物に猛威を振るい、それらの生命のリスクを脅かしている様子が頻繁に報道されています。日本でもいたる地域で線状降水帯などの異常気象が生じ、その甚大なる被害を耳にする機会が増えてきました。私たちは地球温暖化について、もう一度考え直す時が来たのかもしれません。
 豊田市では、2050年ゼロカーボンシティの実現に向けて、豊田市内にある中小企業から参加者を募り、「豊田市脱炭素スクール」を実施しています。このスクールは、豊田市内の産業部門におけるCO2排出量の削減に繋げることを目的にしており、約1年間を通じて10回の講座を行い、脱炭素経営のポイントや省エネ推進・再エネ導入の実践手法を参加企業に学んでいただくプログラムを組んでいます。講義を通じて世界の脱炭素化における潮流や脱炭素化に取組む重要性を学ぶことはもちろんのこと、実際に自社がどの施設の、どの設備で、どの程度のCO2を排出しているのかを見える化し、他社と行うグループワークを通じて、意見交換や交流を図りながら脱炭素化について学び合っていただいています。
 スクールには既に第1期生及び第2期生を合わせて20社以上の企業に参加していただいています。今年の9月には豊田市脱炭素スクール第2期生が修了し、新たに第3期生の募集がスタートします。
 今後益々、世界の企業は、強い経済力と地球に優しい環境への取組の両輪が好循環する企業経営の構築が問われる時代に突入していくと思われます。事務局としては、参加している企業がスクール卒業後も自主的に脱炭素経営を率先して取り組んでいける企業となるように支援させてもらっています。この業務を通じて、自身も環境に対する意識を高く持ち、最後までしっかり業務のお手伝いさせていただきたいと思います。
※この業務には、畑中、中川、植松、江藤も参画しています。

豊田市脱炭素スクールの講義の様子

豊田市脱炭素スクールの講義の様子

地域産業イノベーショングループ 有田建哉

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