レターズアルパック
Letters arpakみんなに見て欲しい~あわじしまを詰め込んだ旅
淡路島では近年、オシャレなカフェ・レストランがたくさんできています。それも楽しくていいんだけれど、見て欲しい場所や風景は他にもたくさんあるんだよという話。
淡路島では近年、オシャレなカフェ・レストランがたくさんできています。それも楽しくていいんだけれど、見て欲しい場所や風景は他にもたくさんあるんだよという話。
大学時代のゼミの恩師やOB・OGで集まり、私の地元の淡路島へ1泊2日であそびに行きました。探検でも研究でもなくただの旅行ですが、「みんながあまり知らないけれど、実は見て欲しい淡路島」をテーマに企画しました。
三ノ宮でレンタカーを借り、明石海峡大橋を渡って淡路市へ。まずは近年一気に開発が進んでいる飲食店や観光施設などを見て回りました。楽しいスポットがたくさんできて、観光客や雇用が増えることは良いものの、それらの開発がもたらす景観面や交通などの観光公害的な影響の良し悪しについて、答えはないですがみんなで少し考えました。
その後は洲本市の市街地で、空き家を活用したゲストハウスに宿泊。夜は地元の銭湯で、がっつり刺青の入った常連のお兄さん達との談笑を楽しみました。
他にも漁師のまち由良にある無人島「成ヶ島」や、淡路土を使った土壁メーカーの施設「土のミュージアム」など、淡路島の素材や自然景観の魅力を見てきました。
島外資本による近年のおしゃれスポットと、昔からある地元のプレイヤーのお店などを対比的に見ながら、批判的な目線でいろいろと考える機会にもなりました。また、就職して数年経った同窓生との意見交換は、それぞれ違う視点を持っていて楽しいものでした。
他にもおすすめスポットはたくさん紹介できますので、淡路島に遊びに行くときはお声がけください!
生活デザイングループ 太田雅己
240号(2023年7月号)の他記事
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