レターズアルパック

Letters arpak
240号(2023年7月号)特集探検

未来を拓く!


ご承知のように、アルパックの根幹である「環境」部門創設は、1972年9月です。千里中央での大阪事務所開設の時です。世間から見ると早すぎたかも知れません。えいえいと、家庭ごみ質調査を重ね、産業廃棄物へ、脱炭素へ、気候変動対策へ、そして「地球環境との共生」へ歩むのです。

 ご承知のように、アルパックの根幹である「環境」部門創設は、1972年9月です。千里中央での大阪事務所開設の時です。世間から見ると早すぎたかも知れません。えいえいと、家庭ごみ質調査を重ね、産業廃棄物へ、脱炭素へ、気候変動対策へ、そして「地球環境との共生」へ歩むのです。

人新世の時代 世間が追いついてきた
 2000年という年は、年初から中國・大連で初めての国際都市づくりコンペに参加したりして、忙しい年でした。その2月、地球圏・生物圏国際協同研究計画(IGBP)のクエルナバカ会議で、地質年代「人新世」が、初めて国際会議で議論されたのです。その年代が何時か、まだ議論の最中ですが、どちらにしても、今やこの地球には、「人跡未踏」のフロンティアはなくなってゆくのです。

新時代の探検 命つなぐフロンティア
 開拓とか探検は、すべてなくなったのでしょうか。宇宙開発は?地球圏の延長ではないですか?身近にありました。コドモです。イノチです。幼児施設はコミュニティのセンターを担っています。
 1976年、アルパック創業の年から、えいえいとミゾを掘り、タンポポを植え、奉仕してきました。京都から、奈良、神戸、名古屋へ、どんな小さなご相談もお断りしないと、施設設計まで携わったのは100ケ園にもなるでしょう。総務担当者まで加わり「子ども目線」で竣工検査をしました。
 保育施設でのボランティア活動や、プロのカメラマンを頼んで「ごみ図鑑」なんて作ったり、総務担当者を動員するには、事務所長或いは社長の裁量とか決裁が要ります。下から上へ、上から下へ、タテヨコ、ナナメのコミュニケーションこそが、未来を拓くカギでしょう。

保育士の描いた八瀬野外保育センター

保育士の描いた八瀬野外保育センター

子どもの「作品」を観る信ヶ原千惠子センセイ

子どもの「作品」を観る信ヶ原千惠子センセイ

名誉会長 三輪泰司

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