レターズアルパック
Letters arpak皆さんにとって水とは?
「水」をキーワードにして思い浮かべると「Wednesday」を連想します。「水曜日」は、ちょうど週の半ばであり、世間では『ノー残業Day』というフレーズで定時に帰りやすいことは、浸透していると思います。
「水」をキーワードにして思い浮かべると「Wednesday」を連想します。「水曜日」は、ちょうど週の半ばであり、世間では『ノー残業Day』というフレーズで定時に帰りやすいことは、浸透していると思います。
不動産業界や建設住宅業界では「水曜日」が休日になっている企業が多いことも連想してしまいます。「水曜日」が休日になる理由は周知のとおりですが、『契約が水に流れる』『BtoCの仕事が多く、土日に対応するお客様が多い』等が挙げられます。不動産の価格はどうしても高額で手続きも手間暇もかかることが多いことから、契約が水に流れないよう縁起担ぎ又は不動産業界の風習で「水曜日」を休みにすることになったといわれています。
平日が休みというメリット・デメリットは個人の価値観や置かれている環境でそれぞれ違いがあるかと思われますが、やはりそのような風習により不動産業界でも人材離れや多様な働き方改革の遅れに対応する動きもあり、土日祝を休みする企業も少しずつですが、出始めているのが現実です。
「水」はこのように悪いイメージで使われるフレーズなのかもしれませんが、一方では同じ「水」でも使い方次第で『水に流す』等、コミュニケーションを円滑にする手段として良いイメージで使われこともあります。お互いの間にあったいざこざや気まずさを、「なかったことにしたい!!」という気持ちは人間誰しもあるのではないでしょうか?
過去のトラブル等で関係性が悪化した取引先や友人がいたら一度ダメもとでもいいので、こちらから積極的に仲を取り戻す姿勢を相手に少しだけでも伝えましょう。伝える努力を怠らない限り、今まで関係性が悪化した仲はきっと取り戻せるかと私は信じています。それゆえ、新しく関係性を更に深めるということでピンチが大チャンスにつながる経験を私は今までのキャリアを通じて学んできました。言語とは不思議なもので、その人の価値観や考え方で受け止め方がそれぞれ異なり、改めて伝え方が大事だなと痛感しております。
皆さんにとって「水」とは何でしょうか?
総務部 近江篤
234号(2022年7月号)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索