レターズアルパック
Letters arpak夏は暑さと大雨でいやになります
うだるような暑さとスコールのような土砂降りの繰り返し。今年の京都の夏はこんな感じです。延々と雨が降っている気がするので、夕立という言葉を使うのを避けてしまうほどです。野良猫もやる気なくたたずんでいます。
うだるような暑さとスコールのような土砂降りの繰り返し。今年の京都の夏はこんな感じです。延々と雨が降っている気がするので、夕立という言葉を使うのを避けてしまうほどです。野良猫もやる気なくたたずんでいます。
いつの間にか人生の過半を京都に住んでいますが、住み始めた頃は、夏の雨も暑さもこれほどではなかったと思います。
暑すぎると思っても、エアコンのない生活をしていました。鴨川におりて、水に入れた足を通り抜ける風に涼しさを感じることもできました。しかし、今ではそんな余裕はまったくありません。部屋ではエアコンから離れられず、陽が照る時間は外に出るのを避ける毎日です。夏の在宅勤務では、めっきり家から出なくなってしまいました。
私は環境関連業務を担当していますが、地球温暖化に関して日本の平均気温が百年で約1.3度上昇したとかゲリラ豪雨が増えたなどの話題がよく出ます。ただ、今年の京都の夏を思うと、気温はもっと上がり、大雨も激増している気がしました。
それで京都地方気象台のデータから8月の気温と大雨の頻度を確認してみました。大雨の基準は時間雨量5ミリです。
かなり暑くなっていました。大雨も増えている気がします。「やっぱり」です。
ただ、よく考えると、最近天気が気になるのは、コロナで在宅勤務が日常になり、暑さや大雨が目に見えるようになったからな気がしました。そう思うと、暑さや雨が気になるのも、案外と豊かな生活な気がします。エアコンは欠かせませんけどね。
サスティナビリティマネジメントグループ 長沢弘樹
234号(2022年7月号)の他記事
バックナンバーをみる
タグで検索