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234号(2022年7月号)特集「みず」

「涼」をもとめて プチハイキング


毎日、暑い日が続いていますが、先日、子どもを連れてプチハイキングに出かけました。行先は、お膝元である「犬鳴山七宝瀧寺」へ。約15年、泉佐野に住んでいますが、実は訪れるのは初めて。(すぐ手前にある小学校には息子・娘も何年も通っているのに・・・)

 毎日、暑い日が続いていますが、先日、子どもを連れてプチハイキングに出かけました。行先は、お膝元である「犬鳴山七宝瀧寺」へ。約15年、泉佐野に住んでいますが、実は訪れるのは初めて。(すぐ手前にある小学校には息子・娘も何年も通っているのに・・・)
 七宝瀧寺を簡単にご紹介しますと、泉佐野市にある真言宗犬鳴派の大本山の寺院であり、2019年に認定された日本遺産『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち~中世日根荘の風景~』の構成文化財のひとつです。また、犬鳴山は修験道の霊場でもあるため、全国から修験者が訪れています。作家で泉佐野市観光大使でもある家田荘子さんが出ている広告をご覧になった方もいるのではないでしょうか。


 まずは犬鳴温泉まで行き、そこからスタートです。野性味あふれる娘は迫りくる虫など気にせずガンガン進むのですが、息子はその背後に付き、周りを気にしながら追随していくという予想通りの行動。私は子どもたちの安全と自分の体力を天秤にかけつつ、さらに後ろから・・・。景色を楽しみつつ、のんびり歩いて1時間程度で目的地には到着できるので、多少の疲労感はあるものの山歩き超初心者の我々でも全然問題ありません。
新緑の青葉、犬鳴川のせせらぎ、そこを流れる清水が彩る大小の滝と渓谷美。日々の喧騒から逃れ、自然のなかで涼やかなひとときを過ごすことができました。
 前述したとおり、ここは修験道の場としても有名で、事前予約すれば、山行場を4時間歩き、最後は滝に打たれるといった修行体験もできます。もちろん私は遠慮しますが、ご興味のある方は是非体験してみてはいかがでしょう?

都市・地域プランニンググループ 清水紀行

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