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Letters arpak230号(2021年11月号)今、こんな仕事をしています
烏丸通の夜のあかりを探る ~烏丸通照明探偵団~
皆さんは、京都の烏丸通と言えば、どんなイメージがあるでしょうか?学生時代の私にとっては、立派な飲み会のときだけ到達できる格式高い場所でした。今では京都事務所が四条烏丸で懐も少し暖かいので、当時と比べて身近になりました。
皆さんは、京都の烏丸通と言えば、どんなイメージがあるでしょうか?
学生時代の私にとっては、立派な飲み会のときだけ到達できる格式高い場所でした。今では京都事務所が四条烏丸で懐も少し暖かいので、当時と比べて身近になりました。
そんな余談はさておき、今年度は業務で、烏丸通の界隈で事業・居住をする方々を中心として構成された「烏丸通まちづくり協議会」の取組をお手伝いしています。
協議会がまちづくりビジョンに掲げる「風格と華やぎの烏丸」の実現に向けた取組のひとつとして、夜も安心して歩ける通りにするためになにが必要か、ということを考えています。
烏丸通はオフィスが集積している印象がありますが、近年は宿泊施設の立地も増えており、夜も安心して歩ける環境も大切ではないか、ということです。であれば、まずは実態を知ることが必要だろう、ということで、協議会メンバーに加えて、照明のプロフェッショナルであるLPA(ライティング・プランナーズ・アソシエイツ)さんと「烏丸通照明探偵団」を行いました。
当日は、いまあるあかりを確認したり、街路樹や建物の壁を懐中電灯で照らしたりして、烏丸通にとって「良いあかり」と「イマイチなあかり」を考えました。現状を踏まえて、何から始めるとよいのか、引き続き皆さんと考えていきます。
地域再生デザイングループ 竹内和巳
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