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230号(2021年11月号)特集「つとめて」

都市計画学会関西支部事務局を務めて


アルパックは2013年以降、都市計画学会関西支部の事務局を務めており、2019年以降は私が担当をしています。関西支部は今年設立30周年になり節目の年となっています。これまで10年ごとに活動を振り返る機会として周年事業を行っていますが、今回も特別委員会を立ち上げ周年事業に取り組んでいます。私も事務局、特別委員会委員、若手研究会のメンバーとして活動に参加しているので、少しその紹介をさせていただきます。

 アルパックは2013年以降、都市計画学会関西支部の事務局を務めており、2019年以降は私が担当をしています。
関西支部は今年設立30周年になり節目の年となっています。これまで10年ごとに活動を振り返る機会として周年事業を行っていますが、今回も特別委員会を立ち上げ周年事業に取り組んでいます。私も事務局、特別委員会委員、若手研究会のメンバーとして活動に参加しているので、少しその紹介をさせていただきます。
 30周年特別事業として、関西都市計画の10年の歩みの振り返り、若手による次世代の都市づくりの展望、設立30周年記念フォーラムの3つの事業を行っています。
 1つ目の関西都市計画の10年の歩みの振り返りでは、この10年の動向を「都市空間をマネジメントする技術」「自律型まちづくりへの新たな展開」などの5つの視点から整理し、30周年記念誌としてとりまとめました。
 2つ目の若手による次世代の都市づくりの展望では、20~30代の研究者、学生、自治体職員、コンサルタントなどで構成する「ライフスタイルが紡ぐまちのみらい研究会」を立ち上げ、2040年のトレンドやライフスタイルを想定しながら、将来のあったらいいなというシーンや未来の都市像をメンバーで議論しています。
 3つ目の設立30周年記念フォーラムは、10月23日に、コロナ禍の中の新しい生活様式の試みとして、屋外のキセラ川西せせらぎ公園で実施をしました。公園を利用する家族連れの中で学会のフォーラムを開催するというこれまでにない雰囲気で、風や気温など屋外ならではのアクシデントもありましたが、新たな公共空間の使い方を体験できるいい機会となりました。
 今後、若手の「ライフスタイルが紡ぐまちのみらい研究会」については引き続き活動を行う予定です。私自身にとっても新たなつながりを広げる場、都市の未来を柔軟に考える場として貴重な機会であり、事務局という立場とは別に今後も関わっていきたいと考えています。

都市・地域プランニンググループ 橋本晋輔

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