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Letters arpak京のメインストリート=四条通 ~3度目の地区計画要望を提出しました~
八坂神社の門前にして祇園会の晴れ舞台、京都発祥の大丸百貨店や高島屋百貨店等を擁し、たくさんの老舗・専門店が立ち並ぶ四条通。
八坂神社の門前にして祇園会の晴れ舞台、京都発祥の大丸百貨店や高島屋百貨店等を擁し、たくさんの老舗・専門店が立ち並ぶ四条通。
弊社も永年お世話になっている地元商店街の四条繁栄会が計3回目となる地区計画要望書を京都市長に提出しました。順調にいけば7月都計審、9月市議会上程の見込みです。
四条繁栄会が初めて地区計画策定に取り組んだのは、平成14年のこと(既報120号)。当時、京都都心では風俗案内所が急増していたことから、自らの手で「風格と華やぎのメインストリート」に相応しい、風営法よりも厳しいルールづくりを行ったものです。
2度目の取組は、2年後の平成16年のこと。当時、4店舗が立地していたパチンコ店について、将来的な営業について見直して貰おうと、地区計画の内容を補強したものです。
そして今回の取組は、近年急増していたインバウンド需要に呼応し、市内各地で急増していた簡易宿所や民泊に対応するため、四条通に立地する宿泊施設について、「民泊やインターネットカフェの制限」「客室やロビー空間における一定以上の面積確保」など新たなルールの追加を求めたものです。
初回の地区計画より今日までの間、3代に渡る理事長が陣頭に立たれ、様々な事業に取り組んできました。中でも平成27年には四条通の歩道拡幅が完成し、「歩き易くなった歩道」に来街者も増加しています(既報147号)。
年初来、甚大な被害をもたらした新型コロナにより、京都で商いをされる皆さんも痛手を受けています。でも、千年を超える月日を疫病と闘い生き抜いてきたのが京のまち。これからも新たな挑戦を続けていきたいと存じます。どうぞご期待下さい。
※京都市のご支援を得て、弊社・中井翔太が地区計画の原案策定に尽力してくれました。
高野隆嗣:地域産業イノベーショングループ
222号(2020年7月号)の他記事
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