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222号(2020年7月号)今、こんな仕事をしています

プレイスメイキングのためのツールづくりを行いました


まちの居心地を良くし、コミュニケーションやにぎわいが生まれることで、まちの魅力や価値を向上させるプレイスメイキングのツールとしてのイス・テーブルづくりを行いました。

 まちの居心地を良くし、コミュニケーションやにぎわいが生まれることで、まちの魅力や価値を向上させるプレイスメイキングのツールとしてのイス・テーブルづくりを行いました。
 区内の公園や商店街、ちょっとした空き地などで区民の皆さんに使っていただきながら、生野のまちの魅力につながる情景をつくるべく、簡易組立式のイス・テーブルです。
 生野区は、大阪市の24区内で最も製造業事業所が立地する「ものづくりのまち」です。今回の事業はそうしたものづくりに触れる機会づくりも意図しています。また、事業で使用した木材は、森林環境税の活用により大阪府産材も可能な限り使用しました。

イメージした使われ方の一例(イメージ)

イメージした使われ方の一例(イメージ)

 3月には、区内の子どもたちにプレイスメイキングや木材に触れる機会を作ろうとイスづくりワークショップを実施予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむなく中止となりました。現在、製作したイス・テーブルについては、区役所内で来庁される区民の方々に利用いただいています。
 イス・テーブルの区民向け貸出マニュアルには、貸出手続きや組立説明書だけでなく、自作できるように図面なども入れ、身近な場所でのプレイスメイキングを進めていただけるようにしています。
 これらのツールを区民の皆さんに区のいたるところで使っていただき、魅力的なまちがつくられる状況が少しでも早く訪れることを祈っています。
※この業務は合同会社アトリエカフエと共同で行いました。

区役所で活用されているイス・テーブル

区役所で活用されているイス・テーブル

 

羽田拓也:地域再生デザイングループ

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