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222号(2020年7月号)特集「山」

海に行って山勘を働かせる!?


このレターズでも何度も執筆していますが、私の趣味は釣りであり、キャリア30年になっています。「永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」という中国古諺にもあるように、この趣味(というか、、、いずれは本業にしたい笑)は私の人生と切っても切れない関係にあります。

 このレターズでも何度も執筆していますが、私の趣味は釣りであり、キャリア30年になっています。「永遠に幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」という中国古諺にもあるように、この趣味(というか、、、いずれは本業にしたい笑)は私の人生と切っても切れない関係にあります。これ以外、書くことがないのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当にこれ以外ないので、ご容赦ください(笑)。
 さて、釣りをされる方ならお分かりのように、その日の「釣果」は天候や気温、潮流、釣りをするポイントの地形等々といった諸条件に大きく左右されます。どれ一つとして条件が同じ日はなく、その日・その時の状況に合わせて、積み重ねてきた「経験」と「実績」、「キャリア」を信じて、アレコレと最適なアプローチを考えていく必要があります。「短気は釣りに向かない(=気長に待った方が釣れる)」ということも聞きますが、「短気」がゆえに色々とあれもこれも試してみるわけであり、個人的には逆だと思っています。これだけは言いたかったので‥‥脱線しましたが。
 ‥‥話を戻すと、釣果を左右するのは、結局のところ「山勘」の鋭さだと思うわけです。「出たとこ勝負!」ではなく、過去の膨大な釣行経験、釣具屋や釣り場での戦友たちとの会話で得た情報をもとに、確率論で可能性が高いアプローチを選択していくわけです。「山勘」の鋭さを磨き上げることが、釣りの醍醐味なのかもしれません。
 そして、「山勘」の対価として得た獲物(魚)と美味しいビールを用意して、ニンマリしながら、次回に向けた反省会を行うのが最も楽しい瞬間なのです。

黒メバルのアクアパッツア

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カサゴのから揚げ(ビールのお供に…)

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山部健介:地域産業イノベーショングループ

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