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Letters arpak関西地域における新たなベトナム人 コミュニティの誕生
近年、関西地域をはじめ、日本に滞在するベトナム人労働者、留学生の増加が顕著になっています。2019年6月現在で、在留ベトナム人の数は33万人で、上位3か国・地域に突入し、他の国・地域に比べて対前年末比の増加率が最も高い割合(26.1%増)を示しています(出典:外務省)。その中で、留学生のための生活・就職活動支援団体や多世代交流団体等、様々なコミュニティがあるものの、ベトナム人間の「ナレッジ共有」を促す活動はそれほど広がっていない状況です。
近年、関西地域をはじめ、日本に滞在するベトナム人労働者、留学生の増加が顕著になっています。2019年6月現在で、在留ベトナム人の数は33万人で、上位3か国・地域に突入し、他の国・地域に比べて対前年末比の増加率が最も高い割合(26.1%増)を示しています(出典:外務省)。その中で、留学生のための生活・就職活動支援団体や多世代交流団体等、様々なコミュニティがあるものの、ベトナム人間の「ナレッジ共有」を促す活動はそれほど広がっていない状況です。
異分野間の人材を融合したコミュニティ創生、知的共有による新たな取組の展開を目的として、Vietnamese Professionals in Japan (VPJ Kansai)が誕生しました。
2019年末に、ナレッジサロンにてプロの通訳者をお招き「AIとキャリアの影響」と題したトークショーを開催し、初披露となりました。今後も大手日系企業に勤めている大先輩や日本で起業されている経営者の経験共有、医療や教育等あらゆる分野のベトナム人専門家による技能実習生向けの啓発活動を広げていくことを考えています。ベトナム人一人一人の日本での生活・仕事で培ってきた経験等を活かし、本国の国づくり・まちづくりはもちろん、よりよい日越関係づくりに貢献できるように目指しています。
アルパックは、こういった若者がリードしているコミュニティづくり活動を応援しており、広報や会場提供等VPJ Kansaiの活動に協力しています。
ホアン ゴック チャン 地域産業イノベーショングループ
221号(2020年5月号)の他記事
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