レターズアルパック
Letters arpak新人紹介
「暮らしをつくるために」、「ポジティブシンキングで!」、「自粛生活からの学び」
暮らしをつくるために
都市・地域プランニンググループ 小島みのり
宮城県仙台市出身です。大学までは宮城、大学院は東京で過ごし、最近大阪に引っ越してきました。東日本大震災をきっかけに、失われた建築物の歴史や人々の記憶に興味を持ち、大学では建築について学びました。その後、実際に建築物を使用して生活する人たちの目線から、まちがどのように計画されていくべきかを学びたいと思い、大学院では都市計画・まちづくりを専攻しました。実際に地域に入り込むプロジェクトに参加することが多く、それぞれの土地の暮らしや文化の背景にあるものを丁寧に観察することの大切さを学びました。
学生時代は旅行やプロジェクトで海外に行く機会が多かったのですが、少しでもその土地の言葉で喋るようにしていました。まずは形からはじめても良いのではないかと考えています。今後仕事で関わる地域でも、地域の暮らしや文化について理解する努力を惜しまないようにしていきたいです。
ポジティブシンキングで!
地域再生デザイングループ 太田雅己
兵庫県洲本市出身で高校まで淡路島で過ごし、大学以降は大阪にいます。大阪に出てからそれまで日常でしかなかった地元のことが好きになりました。現在も空き家調査などのまちづくり活動に参加しています。
「はじまる」といえば新生活ですが、私達の年代(平成7年生まれ)は節目ごとに大きな出来事が起こっています。平成7年の阪神・淡路大震災の直後に生まれ、小学校入学と同時にゆとり教育に移行、中学校の卒業式の日に東日本大震災、そして大学院を卒業して就職する今年はコロナウィルス。
今回のコロナでは世界的に大きな被害がある一方で、オンラインの働き方が浸透したように、技術や仕組みの前向きな変化もあります。そういう変化の中で、これからの未来のまちづくりを考える議論に加わることが今は楽しいです。これからも節目には何か起こるかもしれませんが、逆境に対してポジティブシンキングで乗り越えていきたいです。皆様どうぞよろしくお願いいたします。
自粛生活からの学び
建築プランニング・デザイングループ 新開夏織
静岡県富士市出身で、大学進学を機に来阪しました。大学では建築を専攻し、大学院では、ゆたかに過ごせる地域環境のデザインや運営の在り方について、実践活動を通して研究していました。
4月を迎え、世間的にも色々な意味で新しい生活が始まりました。外に出て人と話すことが制限される中、私はよくラジオを聴いて過ごしています。音楽と旅をテーマにした番組や、テーマに沿って寄せられるリスナーの声とのやり取りを聞いていると、身の回りの出来事を超えた世界観に触れることができます。そして、こうしたところから知見を広げていくことの大切さに改めて気づきました。
これから、趣味や仕事を通して見たり、聞いたり、やってみたりして感じたことを目の前の課題に重ね合わせながら、より良い地域環境の形成に貢献する技術を磨いていきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。
都市・地域プランニンググループ 小島みのり、地域再生デザイングループ 太田雅己、建築プランニング・デザイングループ 新開夏織
221号(2020年5月号)の他記事
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