レターズアルパック
Letters arpak221号(2020年5月号)今、こんな仕事をしています
【滋賀営業所開設】三軒長屋の一角をセルフリノベーションしています
4月1日付で、アルパック滋賀営業所を立ち上げました。場所は東近江市の延命新地地区です。
4月1日付で、アルパック滋賀営業所を立ち上げました。場所は東近江市の延命新地地区です。
近江鉄道八日市駅で降り、南に5分ほど歩くと延命新地に入ります。かつては花街だったこともあり、スナックや居酒屋が立地しています。また、町家や木造長屋が残っており、滋賀営業所は木造の三軒長屋の一角をお借りしています。
玄関を開けると、まっすぐ通り土間になっており、通り土間と並行して右側に2階へ続く階段が位置しています。左手には4.5畳の和室が3間続きます。和室を抜けると縁側があり、小さな庭にでます。近くには銭湯があるので、夏に仕事を終えてひとっ風呂浴びて、この縁側でビールをプシュッと・・・、なんていう想像が広がります。
ただ、5年ほど人が住んでおらず、埃は積もり、庭の雑草や木は伸び放題。畳がダメになっているところもあれば、トイレは汲み取り式で下水管が通っていなかったりします。1日かけて掃除をしましたが、ようやく1階の和室が使えるようになったくらいです。
まだまだ掃除・改修を進めていきますが、あわせてこの営業所の使い方も考えています。営業所としての機能も果たしつつ、駅や商店街から近く、歴史あるエリアであることを活かし、地域の方々も使える、立ち寄れるような場所にしようと考えています。木地製品と地元食材を使った料理教室や畳で子どもが遊べるカフェ、コワーキングスペースなど様々なアイディアを話しています。これから約1年かけて長屋の改修と機能の構想を練っていきます。続編に乞うご期待。
小川直史 地域再生デザイングループ
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