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212号(2018年11月号)今、こんな仕事をしています

花粉症をはじめとしたアレルギー症状を緩和する“N-PLUS (Nプラス)”技術をご存じでしょうか。


毎年この時期になると、次年度の花粉飛散予測が発表されます。第一報では、2019年は、全国的に「例年並み」か「やや多い」と発表されています。花粉症でお悩みの方は、対策をどうしようかとそろそろ悩みはじめている頃かもしれません。

 毎年この時期になると、次年度の花粉飛散予測が発表されます。第一報では、2019年は、全国的に「例年並み」か「やや多い」と発表されています。
 花粉症でお悩みの方は、対策をどうしようかとそろそろ悩みはじめている頃かもしれません。
 毎年、色々な花粉症対策がお目見えしますが、昨年度、花粉症を緩和するNプラス技術のビジネス戦略検討、普及をお手伝いする機会がありました。その一年の検討の結果、2018年9月21日に愛媛県松山市にてNプラス協議会を設立いたしましたのでご紹介いたします。
 Nプラスですが、「N(エヌ)」はノビレチンの頭文字 N を、「PLUS(プラス)」はβ-ラクトグロブリンとの増強効果を表します。愛媛大学、伊方サービス株式会社、四国乳業株式会社との共同研究によるもので、柑橘類の果皮に含まれる「ノビレチン」と乳製品に含まれる「β-ラクトグロブリン」、この自然由来の2つの成分を同時摂取することで、より強いアレルギー抑制効果が出ることを発見された技術です。
 Nプラス協議会は、産・官・学の連携により、今後、この研究成果を活用した特許「抗アレルギー用経口組成物(以下Nプラス)」の調査研究、情報交換及び普及・広報等を推進し、Nプラスのブランド化とその浸透を図り、Nプラスを活用した商品の効果・効能により消費者の健康の維持・増進に寄与することを目的に設立いたしました。
 当社も一会員として普及に寄与していければと思っております。現在、Nプラスの技術は、ヨーグルトドリンクやサプリメント、お総菜などさまざまな商品に展開されています。Nプラス協議会では、本発明の製品化を目指して頂けるパートナー企業を引き続き募集しています。技術、商品ともにご関心のある方はぜひ、ホームページをご覧いただければと思います。
ホームページ → Nプラス協議会
※この業務は、畑中直樹、地域産業イノベーショングループの高田剛司も担当しました。

Nプラス協議会ホームページ

Nプラス協議会ホームページ

 

Nプラス協議会での柑橘成分の機能性を活用した商品開発に関する講演(愛媛大学大学院菅原教授/協議会会長)

 

サスティナビリティマネジメントグループ/中川貴美子

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