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209号(2018年5月号)特集「とことん」

続)デザインマンホールにハートがずっきゅーん! マンホールカードをとことん集めてみる


195号(2016年1月)でデザインマンホールのことを紹介しましたが、その後も各地のマンホール画像を収集しています。

 195号(2016年1月)でデザインマンホールのことを紹介しましたが、その後も各地のマンホール画像を収集しています。
 最近、友人や職場の先輩からマンホールカードをもらう機会があります。カードの存在は知っていましたが、全国に点在しているのと平日配布のところがありチャレンジするのを断念していました。しかし、実物を手にすると収集欲に火がついてしまいました。カードの表面には、マンホールの蓋の写真、所在地の市町村名、設置されている位置座標、、31種類のテーマピクトグラム。裏面には、設置開始年、デザインの由来や説明文、デザインに関連する画像やイラストなどの情報が満載です。私はついにパンドラの箱を開けてしまいました。
 さて、このマンホールカード、国土交通省や全国の自治体、下水道の関連団体などにより設立された下水道の活動を広報する「下水道広報プラットホーム(略称GKP)」が、企画・運営しています。2016年4月の第1弾導入から2年で早くも第7弾となり、現在、全国301団体342種類ものカードがあります。

 

神奈川県中町(表面)

丸亀市(裏面)

 

 

 カードは無料で定められた配布場所で受け取り、窓口では簡単なアンケートを記入します。基本的には、訪問日、どこから来たか(県内、県外)、年齢、性別、人数ですが、中には、カードを何で知ったか、当地に来た目的、他に行く場所などを記入する場合があります。窓口によっては、カードを渡すだけでなく、カラーマンホールの設置場所、周辺の観光マップの配布や観光のアドバイスもしてくれます。
 集めてみるとデザインには、ゆるキャラ(ひこにゃん:彦根市)、アニメのキャラクター(名探偵コナン:鳥取県北栄町)、球団マスコット(カープ坊や:広島市)などもあり、他のマニアも喜びそうなものまであります。
 下水道といえば一見、地味なイメージを持ちがちですが、マンホールを通して、地域を訪れ知る、歩く楽しさが倍増するなどその役割は大きいと思います。これからもとことん足を運び、集めてみようと思います。

 

大津市のピクトグラム: 花、木、鳥、乗物、橋、湖、イベント、キャラクター

執筆者:企画政策推進室/中村孝子

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