講演録

Lecture
第65回 適塾路地奥サロン

適塾を守り伝えるために

講師:松永和浩 大阪大学ミュージアム・リンクス/大阪大学適塾記念センター 准教授

日時:2024年11月8日(金)18:30~
場所:アルパック大阪事務所 大会議室+オンライン開催

 幕末の蘭方医・緒方洪庵が天保9 年(1838) に開き、大阪大学の「原点」ともいわれる適塾は、現存
唯一の蘭学塾遺構として、また大阪市中に残る最古級の町家建築として、国の史跡・重要文化財に指定されています。この適塾建物は昭和17 年(1942)、緒方家より国に寄付されて以来、大阪大学において今日まで維持・管理をされてきました。
 さらに大阪大学では、創立80 周年を機に適塾記念センターを設置し、維持・管理は勿論、研究・教
育を深化。適塾は市民の共有財産であり、市民とともに後世に守り伝えていきたいとの考えから、適塾記念センターの積極的な情報発信や適塾の魅力を理解してもらうための取り組みについても進めています。
 そこで今回は、大阪大学適塾記念センターの松永和浩氏をお招きし、魅力発信の活動についてご紹介いただくとともに、時代の転換点を迎えつつある現代において、近代日本を切り拓く人材を多く輩出した適塾についてお話しいただきました。

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