「御堂筋ほこみちユニットベンチプロジェクト」がグッドデザイン賞を受賞しました
「御堂筋ほこみちユニットベンチプロジェクト」のストリートファニチャーが2025年度グッドデザイン賞を受賞しました
大阪市のメインストリートである御堂筋では歩道を拡幅する道路空間再編を進めており、株式会社地域計画建築研究所では御堂筋沿道のエリアマネジメント団体「ミナミ御堂筋の会」の事務局として、2017年から「御堂筋チャレンジ」と称し、歩行者が安心して快適に滞在できる空間の実現に向け、国内外観光客や市民のニーズを探る社会実験業務を実施しています。
その一環として、単なる休憩施設ではなく、滞在や偶発的な交流のきっかけを生み出し、多様な人々にとって賑わいを創出する機能を持つものとして常設可能な「御堂筋ほこみちユニットベンチ」を製作。
今回このベンチ製作への取組が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。
詳細は下記をご覧ください。
経営理念である「持続可能な地域づくりへの貢献」を実現に向け、今後も様々なプロジェクトに真摯に取り組んでまいります。
-記-
■名称
御堂筋ほこみちユニットベンチプロジェクト
■受賞企業
株式会社 地域計画建築研究所、株式会社オリエンタルコンサルタンツ、株式会社GK設計、大阪市
■事業主体
般社団法人ミナミ御堂筋の会、大阪市
■プロデューサー
嘉名光市氏、山口敬太氏、大阪市
■ディレクター
株式会社地域計画建築研究所 中塚一、絹原一寛、竹中健起、竹内和巳
株式会社オリエンタルコンサルタンツ 土崎伸氏、東川祐樹氏、八木彰一氏
■デザイナー
株式会社GK設計 門脇宏治氏、磯部孝文氏、近藤洋輔氏
株式会社OSHIROX、越井木材工業株式会社、有限会社田中製材所
■リンク
2025年度グッドデザイン賞
■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
御堂筋の「車から人へ」の転換は、大阪市民に「歩いて楽しい街とはこういうことか」を分かりやすく伝え、実感するすばらしい取り組みだ。しかしながら、取り組みは時間が掛かる。様々な実証実験と並行して工事が行われ、周囲の街も変化してゆく。その変化に丁寧に対応するベンチだという。御堂筋にとって最適解であろう。小さな取り組みではあるが、御堂筋の変化をしっかりと支えている。市民の要望に、スマートに応えているデザインだ。
■グッドデザイン賞とは
デザインによって私たちの暮らしや社会をよりよくしていくための活動として、1957年の開始以来、シンボルマークの「Gマーク」とともに広く親しまれています。
製品、建築、ソフトウェア、システム、サービスなど、私たちを取りまくさまざまなものごとに対し、かたちのある無しにかかわらず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、その質を評価・顕彰されています。