【日本LCA学会誌へ寄稿】自動車関連産業クラスターにおけるサプライチェーン排出量削減に関する動向と課題について
気候変動対策をさらに加速する必要性が高まるなか、産業各分野で温室効果ガスの
サプライチェーン排出量削減に向けての取組が進みつつあります。
我が国の温室効果ガス排出量の中で少なくない割合を占める中小企業がボトルネック
になる可能性があり、自動車関連産業クラスターを形成する豊田市等において中小企業を
主な対象に脱炭素経営を促進する取組が進みつつあります。
このたび国立環境研究所の要請を受け、これらの動向と今後の課題について、株式会社
地域計画建築研究所 執行役員・畑中直樹らが日本LCA学会誌へ寄稿をしております。
ご興味をお持ちの方は、ぜひ御覧ください。
◆掲載URL
https://doi.org/10.3370/lca.20.62
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◆畑中直樹 プロフィール
博士(環境科学)。
大阪大学工学部環境工学科卒業後、一貫して地域の環境問題・持続可能な地域づくりに
取り組むかたわら、(財)地球環境戦略研究機関(IGES)客員研究員、大阪大学大学院工学
研究科招聘教員(環境・エネルギー工学専攻)、行政の各種委員等を務める。
総務省地域力創造アドバイザー、(一財) 地域総合整備財団(ふるさと財団) 地域再生マネー
ジャー、林野庁森林・山村多面的機能発揮対策アドバイザー、豊田市総合計画審議会委員、
環境審議会委員(京丹後市、精華町)、脱炭素経営スクール講師(豊田市、トヨタ紡織)、
北海道松前町参与。また、自然再生や森林・木材関係のNPO 等の役員としても多数活動。
◆日本LCA学会について
日本LCA学会は、LCAおよびその礎になっているライフサイクル的思考を持続型社会の
構築のための基本コンセプトであると認識し、 その科学の発展および知見の蓄積、交換
とともに、その結果を用いた意思決定、あるいは成果の社会への普及方法などを含め、
関連する新たな知識体系を、様々な分野の専門家の協働によって創生することを目的として
設立をされました。
本学会は、広くLCAに関わる主体とともに、継続的な学術活動を行うことを目指しています。