第73回適塾路地奥サロン「『都市の鍼治療』というアプローチ」を開催します〔12月5日(金)18:30~〕
今回の適塾路地奥サロンでは2025 年に新著『都市の鍼治療指南書』(鹿島出版会)を著された服部圭郎教授をお招きして、都市や地域の問題のツボと治療法についてお話しいただきます。
『都市の鍼治療』はブラジルの都市デザイナー、ジャイメ・レルネル氏が考えた都市デザインの方法論です。それは、「お金はないけど知恵を使う」という、東洋の鍼灸術のように、ツボを押さえることで大きく状況を改善させる方法論です。日本はこれまでお金を使って都市問題を解決しようとしてきました。それでも結局、あまり問題を解決できないまま、お金も枯渇してしまいました。ただ、この国にはまだ知恵はあります。そこで、お金ではなく知恵を使った『都市の鍼治療』で都市や地域の問題を解決させましょう。
■日時
2025年12月5日(金)18:30~
■講師プロフィール
服部 圭郎 氏
1963 年、東京生まれ。東京大学工学部卒業。カリフォルニア大学バークレイ校環境デザイン学部で修士号取得。民間シンクタンク、明治学院大学経済学部、ドルトムント工科大学客員教授、ベルリン工科大学客員教授を経て、現在、龍谷大学政策学部教授。専門は都市・地域計画、都市デザイン、フィールドスタディ。趣味は登山・スキー、ロックバンド、居酒屋めぐり、ユーチューバー。技術士(都市・地方計画)、博士(総合政策)。著書に『若者のためのまちづくり』(岩波書店、2013 年)、『ドイツ・縮小時代の都市デザイン』(学芸出版社、2016 年)など、共訳書に『都市の鍼治療:元クリチバ市長の都市再生術』(ジ ャイメ・レルネル著、丸善出版、2005 年)など。
■会場
株式会社地域計画建築研究所(アルパック) 大阪事務所大会議室及びオンライン開催
【会場】15名程度(先着) 【オンライン】定員上限無し
■参加費
無料
■開催場所
株式会社地域計画建築研究所(アルパック) 大阪事務所
大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル10階
→アクセス | アルパック 大阪事務所
(地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」8番出口から徒歩3分)
■申し込み締切
2025年12月2日(火)まで
■申込み
下記URLの申込フォームからお申し込み下さい。
チラシ記載のQRコードからもフォームURLの取得が可能です。
URL: https://forms.gle/PnfSFSBvr3rLTxVc9
※お申込みが出来ない場合は、(1)氏名(2)所属(3)電話番号(4)メールアドレスを明記した上、
rojiokusalon.arpak@gmail.comまでメールして下さい。
※案内チラシ(PDF)はこちら⇒ 第73回適塾路地奥サロンチラシ
■主催
株式会社 地域計画建築研究所(アルパック)
〒541-0042 大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル10階
TEL:06-6205-3600 FAX:06-6205-3601
URL http://www.arpak.co.jp
■適塾路地奥サロン■
21世紀に入り、地域を取り巻く課題はより複雑化、高度化しており、単純なハードとソフトの融合というツールだけでは解決できない状況となっています。アルパックでは、今一度、多方面で活躍されている実践者や研究者の方々による具体的な活動や事業から「まちづくり」を見つめ直し、再定義し、「21世紀型の持続可能なまちづくり」のあり方等について、大阪事務所横の適塾のように「教えあい、学びあう」活発な意見交換を行いたいと考えています。


