レターズアルパック207号

大阪の都心・天王寺で、見学会&東西交流会を開催しました!

執筆者;代表取締役会長/杉原五郎


 

 

 12月8日(金)の午後、見学会と東西交流会(都市計画コンサルタント協会主催)が開催されました。見学会に26名、東西交流会に大阪と東京の会員14名が参加。
 最初の見学地は、JR天王寺駅から歩いて数分の大きく生まれ変わった天王寺公園でした。公園の入口エリア(通称てんしば)と茶臼山北東部エリアを対象に、近鉄不動産が事業者となり、事業期間20年で、魅力創造・管理運営事業(パークマネージメント)が進められています。
 市民にとっては、安心して憩い楽しめる芝生広場と賑わい施設ができたこと、大阪市にとっては、民間の力で公園が再整備され(整備費約17億円)、毎年数千万円の収入が得られることになりました。参加者から、「都心のポテンシャルがある天王寺公園だから実現できたのではないか」「都心の貴重な公共スペースに収益的な事業を持ち込むことに問題はないか」との質問がでました。
 天王寺公園の後、梅田、なんばに次ぐ大阪第3のターミナルで、42年に及ぶ再開発事業がほぼ完了した阿倍野地区を見学しました。阿倍野再開発には、商業と住宅が混在する木造密集市街地約28haを対象に、約4800億円の事業費が投入されました。大阪市が事業主体になって、都市計画と事業計画を何度も変更しながら、第二種市街地再開発事業として進められました。
 阿倍野に住み、働き、憩う市民の生活と天王寺の地域イメージが一変しました。お洒落な店舗とアーバンテラスのあるキューズタウン、高層住宅の立ち並ぶ現地を歩きながら、地権者をはじめこの事業に係った関係者が直面した困難とご苦労を実感しました。
 再開発の現地を見ながら、あべのハルカスの13Fで、参加者の交流と懇親を深めました。


 

 

レターズアルパック207号・目次

2018年1月発行

特集「チャレンジ」

今、こんな仕事をしています(業務紹介)

きんきょう&イベントのお知らせ

まちかど